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THERMAL TECH. INSIGHTS BY ZAWARD
メルマガ配信日 2022.9.30
発行:放熱設計&提案のザワード
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いつもお世話になっております。
株式会社ザワード 営業部でございます。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
いまだに残暑が続いていますが、朝晩は少しずつ肌寒くなり、日中の服装には少し悩まされています。
お体には気を付けてお過ごしください。
さて、今月はこちらの内容をお送りいたします。
【ヒートパイプ付きヒートシンクの、ご相談はザワードまで!!】
今月は、ヒートパイプ付きヒートシンクについてご紹介させていただきます。
[製品特徴]
ヒートパイプ付きヒートシンクの製品の特徴としては、
通常は素材の熱伝導により、熱源からフィンまで熱を移動させます。その移動距離が長ければ長いほど、熱抵抗は大きくなります。
そのため、移動距離が長い場合、銅の何倍もの熱移動速度を持っているヒートパイプを熱源からフィンまで這わせることによって、熱抵抗の低減がはかれます。
LEDの放熱等で頻繁に問題視される、
「ヒートシンクの大きさに対して、発熱体のサイズが小さい」というケースにおいては、
熱そのものの移動距離が長くなり、効率よくヒートシンクを用いることが困難となります。
そこで、通常のヒートシンクで使用される「アルミ」よりも熱伝導率の良い「銅」で作られる
ヒートパイプを用いることにより、熱の長距離移動(と言っては大げさですが…)を素早く行えるようになり、ヒートシンク全体を使った効率の良い放熱が可能となります。
[メリット]
ヒートパイプは熱移動速度が速いため、ヒートシンクと組み込むことによって、熱抵抗の低減がはかれます。
特に素子の大きさが小さい場合に効果を発揮します。
ヒートシンク自体の熱効率が高まり、小型化・軽量化が見込まれます。
[ザワードができること]
ここ最近、ヒートパイプ付きヒートシンクの少数量での製作依頼や設計依頼のお問い合わせも増えてきております。
製作に関していうと、国内のメーカーさんですと、「大量生産の場合は対応可能だが、少数量での製作対応は難しい」と断られてしまい、
少数量生産が可能な弊社にご相談いただくケースが多いようです。
さらに弊社では、ヒートパイプ付きヒートシンクの設計/解析の対応も可能でございますので、
熱源からフィンまでのヒートパイプの経路をどのようにしたらいいのかわからない!
どのサイズのヒートパイプを使えばいいのかわからない!等の苦労している声をよく耳にします。
ヒートパイプの最適な経路・サイズ等を解析から導きだし、ご提案させていただいております。
ヒートパイプの導入をご検討されている方、是非一度ご相談ください。
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今月もお読みいただきありがとうございます。
お問合せは info-zaward@zaward.co.jp までお気軽にご連絡ください。
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