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ザワード通信~冷却専門商社のメルマガ~

薄いフィン+ヒートパイプ/LED用ヒートシンクの軽量化

 
『 薄いフィン+ヒートパイプ ~LED用ヒートシンクの軽量化~ 』

クールビズや節電といった取り組みが定着し、環境保護の
意識が高まっている今日において、LED照明は、企業や
公共施設、一般家庭へも積極的に取り入れられるように
なりました。

どのような製品・業界も同じですが、商品が普及して
いきますと、つぎにはより高い性能を求められるように
なります。

私どもの供給するヒートシンクが、お客様の設計を実現する
一助となれましたら幸いと思っております。

LED用ヒートシンクにおいて、昨今のトレンドは、やはり『軽量化』です。

<<軽量化への選択>>

【材質】
ヒートシンクの材質には、アルミを選びます。

【ヒートパイプを採用】

放熱性能を上げるためにヒートシンクを大きくするのではなく、
ヒートパイプを採用します。

【フィンの工夫】

そもそも、アルミベースにフィンを立てますのは、表面積を
大きくして、放熱性能を上げるためです。

そこで、フィンを薄くして、より多くのフィンを立てることで、
表面積を増やして放熱性能をアップさせます。

これには、(1)薄いフィンを製作し、(2)薄いフィンとベースを
固くつなげる技術が必要です。



私どもがスタックフィンと呼んでいるフィンがございます。
フィン同士を連続プレスでカシメて製造します。
こういった技術により放熱性能の向上を実現します。


<<製品>>

上記の技術を踏まえまして、具体的に3点の製品を
見ていきましょう。

1.スタックフィン + ヒートパイプ(はんだ付け)
薄いフィンを採用し、さらに性能を上げるために
ヒートパイプを通します。

    

寸法: φ160x45mm

フィンとベースのアルミははんだ付けです。
ヒートシンクの上部にファンを載せる設計になっており、
ファンと一緒に使うことで、ヒートシンクを小さく
設計することが可能となります。
管が通っていますが、これがヒートパイプです。
上部中央にファンを置く設計になります。

2.プレスフィン のカシメ加工
LED用ヒートシンクによく見られます、ひまわりのような
形状をしています。

  

寸法: φ110x45mm
薄いフィンが放射状についてますが、スタックフィンとは異なります。
プレスフィンの一部を中央の輪にカシメて、つなげています。

3.スタックフィン+ヒートパイプ (はんだ付け)

ヒートパイプを取り付けて、熱伝導率をアップします。
この形状では、さまざまな高さのフィンの設計が可能です。



寸法: 135x76x62mm
舞台照明に使われています。

<<事例>>

LED投光器に使われているヒートシンクの事例を見ていきましょう。

【高い要求性能】
決められたサイズで要求性能を達成しようとすると、表面積を
増やすために、フィンは高くなります。

押出加工では実現できないため、カシメ加工によって製作します。
これにより、アルミベースに高いフィンを立てることが
可能となります。

【腐食を防ぐ】
屋外で使われる製品の場合には、放熱性能だけではなく、
優れた耐食性が求められます。

(1)電着塗装 ⇒ (2)粉体塗装 の順に、2種類の塗装を施すことに
よってヒートシンクを保護し、腐食を防ぎます。

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『冷却部品にまつわる用語解説』

記事内に登場しました「塗装」に触れたいと思います。

【電着塗装】
*読み方:でんちゃくとそう *英語:Electrodeposition coating

表面処理の一種になります。

防錆性能が圧倒的に優れており、製品の保護には大変に
有効な塗装で、車体などにも採用されています。

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