今月は、展示会でもメルマガでもご紹介した、 薄型ブロワーを取り扱っているメーカーの追加製品・機能のご紹介です。 ◆ダストリムーブ機能◆ ファンの羽根についたホコリを吹き出し、より最適な冷却性能を! 起動時に、羽根を一定時間逆回転させ、羽根についたホコリを取る機能です。 ファンにとってホコリは大敵。 長い間ファンを使っていると、同じ方向で回転を続けるので、 羽根にホコリが積み重なって、回転の阻害要因になったり、 寿命を短くしてしまいます。 そこで、毎起動時に羽根を逆回転させることでホコリを取れやすくする、 というコンセプトで開発されました! 逆回転する時間も調整可能で、60角以上の軸流ファンに搭載ができます。 現在は、CPUクーラーなどに実績があります。 ちなみにメーカーは、この機能の特許も取得しています!  ◆フレームレスファン◆ その名の通り、フレームが無く、羽根と固定具のみのファンです。 このメーカーは、VGAボードメーカーへの実績が多く、 多くのフレームレスファンのラインナップがあります。 例えば、下図のようにメーカーカタログより、ファンとブラケットの 組み合わせを選ぶことができます。

こんな時にフレームレスファンを検討していただいています! *スペースが限られている *ブロワーのように風を90度曲げたい *フレームを用途に合った形にしたい *ブロワーより高風量が欲しい 実際、私どものお客様で、FPGAの冷却に採用していただいております。 FPGA冷却の開発では、このフレームレスファンを採用する前は、 軸流ファンやブロワーファンなどを試すも、高さ制限や風量不足など、 なかなか条件に見合うファンが見つけられず、足踏み状態でした。 そんな中見つけたソリューション。 FPGAの冷却に限らず、様々な場面で性能を発揮できるはずです。
 フレームレスファンは、カバーなど風のガイドによって、 静圧や風量などの仕様が決まってきます。 これまで、薄型ブロワーファン、フレームレスファンなど ご紹介してきましたが、軸流ファンに関しても、小さな製品で25角から、 大きい製品で172角まで、様々な用途や特長に合わせて、製品を 取り揃えているメーカーです。
お問合せは info-zaward@zaward.co.jp までお気軽にご連絡ください。
|