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高いフィン・広い横幅を実現したい/横カシメ

 


フィンが高く、大型のヒートシンクが必要なとき、選択肢の1つに「横カシメ」と呼ばれる工法があります。

今月は、横カシメヒートシンクについて、ご紹介させて頂きます。

「横カシメ」とは「横から加締める」からその名をつけたメーカーの造語です。

1枚ずつ水平方向に並べたフィンを左右から加締める工法です。

因みに、一般的な水平ベースに垂直にフィンを加締めるものは「縦カシメ」と
工場では呼んで区別しています。

「横カシメ」ではフィンは上下のベース面と一体となっていますが、1枚1枚は独立しています。

ベース面にフライスをかけますので、独立しているようには見えません。

もちろん、使っているうちにバラバラになったりもしません。

「落下させても大丈夫ですか?」とあるお客様から聞かれたことがありますが、さすがに落下させるのは避けてもらいたいです・・・汗。

ぱっと見、こんな狭ピッチどうやって押出したの?と思われるようなヒートシンクです。

この工法で造られたヒートシンクの利点は以下です。

1.上下面にベース部が出来てヒートシンクの強度が保たれる。

2.ベースとフィンが一体型になるので熱伝導ロスがない。

3.横幅方向の大型のものが作り易い

4.大型の製品の場合押出で製造するものより金型費用が安くすむ。

寸法の制限はおおよそ以下です。

 
【製造範囲】
横幅: 最大600mm

奥行: 最大500~600mm

高さ: 最大130~140mm

ピッチ: 最小1.5mm

※形状により製造可能な寸法は変わりますのであくまで参考値です。技術者が総合的に判断いたします。 

接合部分はほぼ見えなくなります。




製造の流れを見ていきましょう。

      
1.型を一つ造ります
    
  

2.アルミ材を押し出し、フィンの長さにカットします
    
     

3.カットしたフィンを並べます
    
   

4.両側からプレスしてフィンを接合します



用途としてはパワー半導体を使ったインバーターやサーボアンプの冷却に採用されています。

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『 冷却部品にまつわる用語解説 』

【フィンピッチ】

*英語:FIN PITCH

フィンの「ピッチ」について解説いたします。

フィンの厚み+フィンとフィンの間の距離(フィンギャップ)
= フィンピッチ

私どもが「狭ピッチのヒートシンク」と言いますのは、つまり、押出加工では実現できないような、薄いフィン&狭いフィン間隔のヒートシンクのことを指しています。

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