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目的・用途に応じた表面処理・材質/ヒートシンク等

 

ザワードが提供するヒートシンクは中国・台湾で製造されています。

加工費はもちろん、アルマイトなど表面処理を行う場合も日本で行うよりも良いコストでご提案できるのではないかと思っています。

本日は、表面処理や材質についてご紹介いたします。

主に耐食性の向上を目的として、ヒートシンクに表面処理が行われますがその他にも下記のような目的があげられます。

・キズの防止
・外観上の都合
・耐食性の向上
・耐摩耗性の向上
・強度の向上
・絶縁

▼アルマイト

アルマイトがかかっていないと表面にキズがつきやすくなります。

・外観が問題にならない位置に取り付けられるヒートシンクで、
・無感のキズ(性能に影響が出ないキズ)

を了承いただける場合は、アルマイトがかかっていなくても 大きな問題にはなりにくいと考えます。

そうでない場合は、取り扱い方もデリケートになりますので、アルマイトはかけた方が良いと言えます。

▼アルマイトのかかる範囲

押出の場合ですが、中国では一般的に押し出した製品をカットした後にアルマイト液につけますので、切断面にもアルマイトがかかります。


▼塗装

カシメ加工では、アルマイトは接合部分にきれいにかからないため適していません。

その場合、「塗装」という方法があります。

弊社の事例では、屋外使用されるヒートシンクで、より一層高い耐食性を求められるケースで「塗装」をかけました。

このケースでは、二重に塗装をかけることで耐食性の向上を図りました。

▼ニッケルメッキ ― アルミフィンのはんだ付け

例えばベーパーチャンバーとアルミフィンを組み合わせて使いた場合ですが、アルミはそのままの状態ではんだ付けすることができません。

このようなケースでは、アルミフィンにニッケルメッキをかけて、ベーパーチャンバーをはんだ付けします。

▼ニッケルメッキ ― ベーパーチャンバーの表面処理

ベーパーチャンバーの製作では、酸化防止処理かニッケルメッキかを選択していただきます。

ニッケルメッキが選択される主な理由は”外観上”の都合によりますので、特別そのような要望がないケースでは、”酸化防止処理”でよろしいかと思います。

・外観上の都合 ⇒ この理由が最も多いです
・耐食性の向上

ベーパーチャンバーにニッケルメッキをかけますと外観は銀色になり、一見するとアルミ製に見えないこともありません。

  

▼放熱塗料

ここまでは主に耐食性の向上を目的とした表面処理ですが、放熱性を上げる塗料という選択肢もあります。

アルミニウム自体は基本的に耐食性の高い物質といえます。

そこで耐食性の向上よりも、少しでも放熱性を上げたい場合に、日本のメーカーさんが開発しているものですが、放熱塗料というものがあります。

塗装無しの場合とありの場合では、温度上昇が抑えられ、温度の低下が早くなるという結果が出いているそうです。

この塗料を採用する場合は、私共が塗料を入手し、メーカーに供給することとなります。
別途ご相談ください。


▼銅とアルミを比較

加工方法を3種類に絞り、アルミと銅の比較データをご紹介いたします。

下記のとおり、スカイブ加工においては「銅」か「アルミ」の選択肢がございます。

― 押出加工
A6063-T5 …0.21kW/mK
(銅はやわらかいため押出が困難です。)

― カシメ加工
A6063-T5
(弊社取引メーカーは、アルミベース+アルミフィンのみ対応しています。)

― スカイブ加工
A1060  …0.23kW/mK
C1100 …0.398kW/mK

<性能差>

同形状の製品をアルミと銅で製作した場合の性能差は、あくまで目安ですが

・300×300×90mm
・強制空冷

という条件で「0.01 ~ 0.02℃/W」程度の差がございます。

<コスト感>

材質をアルミから銅にしますと

・材料費が上がる
・銅は柔らかいため加工の難易度が上がる

ことにより、目安としてはアルミ製の「2倍程度」の価格となります。

※あくまでご参考ですので、お見積りはご相談ください。

▼ザワードに依頼することで “変わる”こと

アルミと銅を比較するため工法を3点に絞ってご紹介しましたが、実際には他にも複数の工法があり、形状や数量等の条件によって選択いたします。

これはザワードの”強み”の一つでもあります。

■対応している工法は9種程あります
薄い・高いフィンも量産できます
複数の選択肢から最適な工法を選ぶことが可能です

■カスタム製作のため技術者に相談できます
技術的に不可能な場合、どんな寸法・形状なら実現可能か提案いたします

■加工費を抑えられます
加工数が多くなるほどメリットが出てきます

■初期費用を抑えられます
 金型費用は日本で造るよりも低く抑えられます

<銅のスカイブ>
 

<ダイキャスト>
 

<押出>
 

<水冷>
 

▼お問い合わせは info-zaward@zaward.co.jp までお気軽にご連絡ください。

 



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